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PEOPLE
社員紹介

05

たった一言の感謝が、数年続く意欲に変わる

T.O

機械工学専攻 2013年入社

東京支社 低温・食品システム部 第一課

学生時代の専攻を活かした舞台へ

学生時代は、機械工学を専攻していました。具体的には、熱力学および流体工学を学んでおり、その過程で、熱力学や流体学に関わる空調や冷凍技術に興味を持ちました。また、アルバイトを通じて長く接客業に携わっていたので、仕事上のコミュニケーションを学ぶことができました。
就職活動では、先に述べた空調や冷凍技術に関わることのできる業界を中心に検討を行いつつ、コミュニケーションを活かして働ける営業や施工管理を志望しました。その中で、企業文化や事業概要、職種内容はもちろん、三菱グループの安定感や福利厚生の充実度、さらには会社説明会で感じた社員同士の仲の良さ等、様々な点に魅力を感じた当社への入社を決めました。

「お客様の満足」という、飽くなき挑戦

現在は、低温設備を主に扱う低温・食品システム部に所属し、営業に従事しています。小規模の案件では、提案から竣工まで一人で行いますが、中規模から大規模の案件に際しては、他部署と連携の上で役割を分担します。また、部内では新入社員に対する業務指導も担当しています。
具体的な仕事は、食品工場や物流倉庫における冷蔵・冷凍設備の提案をはじめ、設計や現場管理が中心です。提案に際しては「お客様のニーズに合った提案型営業」を合言葉に丁寧なヒアリングを重ね、受注を頂けるよう尽力します。また受注後も現場へ赴き管理を行うほか、設備を納めた後もアフターフォローを実施しお客様の満足度向上に貢献しています。
ただし、一口に「お客様に満足して頂く」と言っても簡単ではありません。言われたことをやるだけではなく、自分自身の考えをしっかりと発信し納得して頂くことが重要です。そのためには、広範な知識を身に着ける必要があるほか、何よりお客様の製品やサービスや事業に興味を持つことが大切だと感じています。

コミュニケーションが、成功の要になる

新人時代、提案から現場管理までを初めて担当した現場において、お客様に頂いた「冷凍庫がしっかり冷える設備を導入して頂き、ありがとうございました」という感謝の言葉が、今でも印象に残っています。初めてだらけのことで何を行えばいいのかが分からない中、無我夢中で向き合った仕事でしたが、先輩社員や上司の力を借りて必死に営業を行い、受注後も周囲の力を借りながら図面を作成し、何とか竣工まで終わらせることができました。何事にも必死だったからこそ、無事に設備を納めお客様にお礼を言われたシーンが印象に残っているのだろうと思います。
その意味で、当社へ入社するならば「人と関わることが好きな方」に来て頂きたいです。専門的な技術や知識が集まって成り立つ私たちの現場は、いずれも個人だけでは成り立ちません。お客様や社内のメンバー、さらには現場で活躍する協力業者等、様々な人と関わり協力し合う必要があるのです。だからこそ、人と関わり、相手の言葉や想いをモチベーションに変えられる方こそが活躍できるのではないかと思うのです。特別な技術や知識よりも、ぜひそのような相性や志向性を大切にして頂ければと思います。

食をつなぐ、暮らしを支える。
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