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PEOPLE
社員紹介

03

今日の現場での苦労が、明日の人々の笑顔になる

T.O

工学部卒 2018年入社

大阪支社 技術部 施工管理第一課

内定後に感じた、社風と人柄の良さ

学生時代は、工学部でロボット工学を専攻していました。ロボットを開発・製作するために、機械工学や電気電子工学、計測・制御工学、情報工学等様々な分野を勉強したことを覚えています。また、研究の過程で工作機械を用いた実習や実験を学んだほか、講義を通じて実際にロボット製作も行いました。他学科との交流も盛んで、多くの出会いと経験を積む中で「ものづくりの楽しさ」を知ることができました。
当社を知ったきっかけは、母校で開催された合同企業説明会です。当社の事業内容や質疑応答における人柄に魅力を感じたためエントリーしました。その後、選考が進み内定が出た際も、当時まだ他社の選考を控えていた私の状況を汲み取り親切かつ丁寧に対応をしてもらえ、恩義を感じると共に「この会社なら入社後も安心して働けそうだ」と思い、入社を決めました。

現場を管理し、品質と安全を守る

現在は、大阪支社の施工管理第一課にて施工管理に従事しており、主に受注した案件の現場監督として工事を管理しています。工事は大きく、着工前・施工中・竣工時の3つに分かれています。着工前は、業者や資材の手配、図面の作成や安全書類の整備を行います。施工中は、現場巡回にて工程確認や安全確認、品質確認等を行いながら工事を進めます。竣工時は、完成図書の提出や取扱説明を行い、お客様へ引き渡しを行います。また、元請工事だけでなく、ゼネコンの下請けとして仕事をすることがあるので、他業者との打合せを行いながら工事を進めることも少なくありません。
その中で、私は現在、環境試験室の新設工事に携わっています。お客様が開発・製作した製品の性能試験を行う環境試験室は、冷蔵冷凍設備工事と異なり、性能試験に必要な各種条件を満たす必要があるため、品質には特に気を付けています。また、仕事中のお客様の周辺で工事を行うため、安全面や環境面に特に気を配る必要があります。いずれも簡単ではありませんが、これまでの経験を糧に現場と向き合っています。

自分も含めた、人々の暮らしを支えている

以前、工事の工程が遅れて焦っていた際に、先輩社員から「終わらない現場はない」という言葉を頂きました。焦って工事を進めるとケガが発生しやすくなり、工程が遅れることになる。さらに、品質が悪化し、後戻り作業の可能性も高まる。だからこそ、「終わらない現場はない」という気持ちで落ち着いて進めることが大切だ、という教えです。不安を覚えている最中は、周囲の状況が見えずに焦ってしまいがちです。一呼吸置いて冷静になることで、無事に工事を完了することができるのだと気付くことができました。「終わらない現場はない」というこの言葉は、今なお大切にしています。
また、自分の仕事が世の中の生活を支えていることを感じた瞬間に、様々な苦労を忘れます。例えば、働いて得た給与で日頃買っている商品を見てみると、手掛けた食品工場やスーパーマーケットの名前を目にすることができます。自分で成し遂げた仕事が、巡り巡って自分の下に帰って来たことを実感します。このように、当社で働くことは、自分を含めた人々の生活の一部を支えていることになります。こうした仕事に出会えることは簡単ではありません。だからこそ、より多くの知識や経験を身に着け、より良い仕事を成し遂げていきたいと感じています。

食をつなぐ、暮らしを支える。
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