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PEOPLE
社員紹介

02

難しい案件も、連係プレーで乗り越えられる

J.F

工学部卒 2019年入社

東京支社 設計部 第二課

学生時代に学んだ
熱力学の知識を役立てたい

車のラジエーターに興味を持っていたことから、大学時代は工学部の機械工学科に進学し、熱力学を主体とした各種の力学を学びました。研究対象は、試験室の空調機を使って空調の性能を評価するAPF値(※)の妥当性や、外部条件の変化による空調への影響などを調べる気流解析です。その他にも、切削や溶接作業などの材料加工、製図、プログラミングなど、製造業に関わる知識や技術を学生時代に学びました。

学生時代に得た知識を活かして仕事ができると思ったことや、「三菱電機グループ」という安定性に加え、福利厚生が充実していたことも当社を志望した理由の一つです。また、会社説明会で、当社が 駅ビル、スーパーマーケットなど、自分の身近な場所にある設備を数多く担当していることを知り、「身近なところで多くの人の役に立っている仕事に携わりたい」と考えたことも当社を志望した理由です。

※1年通して冷房・暖房を一定条件の下で使用した場合のエネルギー消費効率のこと。実際の運転状態に近い運転効率を示す値。

※1年通して冷房・暖房を一定条件の下で使用した場合のエネルギー消費効率のこと。実際の運転状態に近い運転効率を示す値。

お客様の要望をくみ取り、設計に反映する

現在は設計部にて、換気・空調・衛生設備の設計をしています。これまでに、食品工場や物流倉庫、倉庫型店舗などの換気空調設計に携わってきました。設計部の役割で重要なのは「お客様の要望を細かく正確にくみ取って、自分たちが設計する空調設備に反映すること」です。そのため、技術営業や施工管理などの社内部署と連携しながら、お客様とも綿密にコミュニケーションをとって業務を進めています。

「空調設備」と言っても、求められることは現場ごとに違います。たとえば食品工場では、ゴミや不純物などの混入は厳禁ですので衛生面での対策が特に必要です。

具体的には、換気・空調設備にフィルターを設けて外気からの不純物侵入を防ぐ、制気口(※)にもフィルターを設けて機器などから出る異物の混入を防ぐ等の対策を行います。 さらに、食品の品質を保つために綿密な温度管理を徹底しつつも、冷やしすぎて作業をする人に悪影響が出ない設備構築が求められます。物流倉庫の場合は、シャッターの開閉が頻繁に行われることにより室内の温湿度が変化しやすいため、結露で段ボールが湿らないようにすることや、製品のカビ対策などが必要になりますね。その上で、限りのあるコストの中で設備規模の要望を満たさないといけません。

現場ごとに異なる状況で解決策を図るには、営業部や施工管理部との連携が不可欠です。施工前に営業担当者と協力して、お客様の予算やご要望を細かく聞き取りながら提案を繰り返し、ご納得いただいたものを設計に反映する。着工後は、施工管理部とコミュニケーションをとって設計の意図を伝えつつ、ミリ単位でのズレも調整しながらお客様のご要望を実現しています。

こうした連携体制は、新型コロナウイルスの感染拡大以降、より顕著になりました。リモートによる営業担当者とお客様との打ち合わせに設計担当者も同席することが増え、技術的な説明は、設計担当者からお客様に直接説明する流れができたのです。その結果、業務がより円滑に進むことも実感できたので、今では部署を横断して連携し合う体制が強まっています。

※空調用の吹出口・吸込口及び換気用の給気口・排気口等を総称したもの

良いコミュニケーションが良い仕事につながる

お客様の要望を全て叶えるのが難しいケースもあります。たとえばコスト上の制限があるほか、お客様が指定する条件を満たす設備を構築することが厳しい場合もあり、ご納得いただける提案を見つけるために苦労することもあります。

最も印象に残っているのは、ある金属加工工場の空調設備を担当したときです。入社4年目、先輩とのOJTを卒業して、一人で担当を任されるようになった矢先のプロジェクトでした。
金属の加工中に放出される熱によって、熱中症になりそうな作業環境を改善したいというご要望でしたが、空調設備を置くスペースが限られているなど、厳しい条件がいくつか重なっていました。コストをおさえつつも状況を改善できないか、数時間かかる気流解析を何度も試みて、熱い空気が人に向かわないように空気の流れを考慮するなど、あらゆる検討を重ねたことを覚えています。丁寧にお客様にヒアリングしながら綿密にコミュニケーションを重ねつつ、周りのサポートや調整を経て、最終的にご納得いただける結果を出すことができました。

後日談になりますが、プロジェクトが終わってから1年後、お客様から直接ご連絡がありました。不具合やクレームだったら……と不安になりつつ対応したのですが、状況が改善した感謝を伝えてくれる電話でした。「任せて良かった。助かったよ」と言われた時は、「満足していただける結果を出せた。頑張って良かった。」と、うれしい気持ちだけでなく、自信にもつながりましたね。

こうした難しい案件も、周りのサポートがあったから乗り越えられたと思っています。設計部に限らず、全社的に上下関係はしっかりしつつも、先輩/後輩に関係なく、気軽に相談できる雰囲気があります。上長や先輩は部署内の動向も見ていてくれて、悩んでいる時にさりげなく気分転換に連れ出してくれたり、「困ったことがあれば何でも相談して」と言ってくれたりするので、一人で抱え込まずに済む安心感があります。自分も見習って、後輩に対して同じような態度で接することを心掛けるようになりました。

知識や技術を学ぶ機会は、入社後もたくさんあります。仕事を進める中でさまざまな不安があったとしても、サポートしてくれる社内の方々やお客様、協力してくれる業者さんなど、社内外問わず「話し合う」ことで解消できると思います。そのため、さまざまな立場の方と良いコミュニケーションがとれる人と一緒に仕事がしたいですね。

食をつなぐ、暮らしを支える。
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