当社では機器の単純な入替のみならず、大規模な設備の改修をお考えの場合も、グループの冷熱設備設計·施工専門会社
「三菱電機冷熱プラント株式会社」と協力してお客様に最適な設備をご提案。
もっと安全・もっと快適・もっと省エネの実現をサポートします。
(さまざまな水処理設備についてもグループの専門会社「菱冷環境エンジニアリング」にご相談ください。)

更新時期は四つの
視点で検討を

適切に保守管理をしていても、やがては設備更新が必要に。ただ、そのタイミングは見極めが難しいものです。
設備機器の「耐用年数」は、以下四つの視点で考えることができます。

【物理的な耐用年数】

機能が大幅に低下することなく運転可能な状態を維持できる期間。
経時的な劣化・磨耗などで規定されるものです。

【経済的耐用年数】

故障増加や性能低下による保全費・運転費の増大などで経済的に
引き合わなくなるまでの期間。修理系の機器に適用されます。

【社会的耐用年数】

新機器普及による現行機の陳腐化、冷媒等の供給状態の変化、
環境への影響などによって使用継続が困難になるまでの期間です。

【法定耐用年数】

固定資産の減価償却のために省令で定められた期間です。

部品の故障率の推移(バスタブ曲線)

このグラフは機械部品の故障率を示しています。購入1年以内は初期故障が見られ、その後減少し、長年運転すると磨耗故障が増える様子がよくわかりますね。
定期的にメンテナンスすると、偶発故障を最少に抑え、磨耗故障の発生時期を遅らせる(=耐用年数を延ばす)ことができます。
長年の使用で故障が増えたらリニューアルをお考えください。

リニューアル事例

コンデンシングユニットの
主な保守・点検ガイドライン

(社団法人 日本冷凍空調工業会の作成パンフレットより、許可を得て転載)

関西冷熱品改造センター

当社内に併設している関西冷熱品改造センターは、三菱電機株式会社から委託を受けた認定エ場です。関西地区の冷熱品販売ルートにおいて、お客様の仕様に適合させるための標準機器の改造を、三菱電機の工場に代わって効率的に実施するために稼働しています。三菱電機の工場から同センターに送られてきた標準機器にさまざまな特殊品改造を行い、現場に直送します。これにより、現地で改造する場合に比べて信頼性の大幅な向上と作業時間の短縮が図れます。また、改造品を含む機器の試運転を当社が実施することで、高い信頼性を確実なものにしています。

塗装 ①耐塩害塗装、耐重塩害塗装 ②耐腐食性塗装 ③指定色塗装
冷熱機器改造
  • ①オプション部品取付(冷媒回路計器、フィルター、ヒーター、加湿器、
  • その他オプション部品) ②電気回路改造(ノイズフィルター組込含む)③静圧変更 ④その他設定変更
送風機器改造 ①ロスナイ、換気扇、その他空調関連機器改造および改装
その他 上記以外の特殊対応もご相談ください。また現地での出張改造も対応します。